燕雲台-The Legend of Empress-

2020年「燕云台」

宗の時代、北方の遊牧民国家・遼の睿智蕭皇后の物語。
宰相・蕭思温の末娘・燕燕は述律皇后に憧れる、強く賢く我儘な少女。
漢人の韓徳譲は先帝の息子・耶律明扆の親友で、政権を暗君・耶律璟から明扆に移す為、蕭思温らと共に尽力していた。
燕燕の二人の姉、家族思いの胡輦と恋に生きる烏骨里も、この政権争いに巻き込まれていく。それぞれが叶わぬ思いを抱えながらも姉妹の絆を大事にしていたのだが、後半でこの関係も変わっていってしまう。
我儘だった燕燕も恋しい徳譲を諦めて自分の運命を受け入れた末に天下を手中にするのだが、得るものがあれば失うものもあり…。
胡輦の夫・耶律罨撒葛はなかなかの腹黒であちこちに間諜を送りこみ人を操る男だが、胡輦に対しては一途。罨撒葛の逝去後に出会った撻覧阿鉢は感情を包み隠さず胡輦への思いを告げる率直すぎる青年。この二人を失った胡輦の悲しみは癒えない。烏骨里の夫・耶律喜隠は思慮が浅く、実家を再興したいという思いばかりが先走って失敗を繰り返す男だが、烏骨里に対しては優しい夫で、彼の自滅ともいうべき最期に関しても、烏骨里は燕燕を許さない。
最終回で胡輦が語る、胡輦自身も自覚していなかった感情がまた面白い。

契丹地図
上京:遼の首都
燕雲十六州:遼と宋が奪い合った土地

史実

▶︎その頃の日本
969年 密告により左大臣源高明が失脚させられる。藤原氏の陰謀説が有力。

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