隋唐演義 〜集いし46人の英雄と滅びゆく帝国〜

2013年 「隋唐演義」

原作の小説は陳の滅亡から唐の玄宗の時代まで描いているが、
このドラマは唐の建国で終わっており、隋の興亡といった感じ。
文帝・楊堅の下、晋王・楊広(後の煬帝)や唐国公・李淵らが陳を滅ぼし
隋の時代が始まる。

主人公・秦叔宝が様々な苦難を乗り越える様子や、キャラの強い英雄たちも楽しいが、何といっても心に残るのは最大のヴィラン、煬帝と蕭皇后。
煬帝は親兄弟を陥れ、殺し、忠臣を惨殺し、美女を集めて遊興三昧。本当に悪逆非道で、そりゃこの男を殺すために皆が挙兵するわと思うが、なぜか目が離せなくなる富大龍(フー・ダーロン)の演技が素晴らしい。
そして煬帝を唆す蕭美娘の妖しい美しさ。刃を突きつけられてもたじろがず艶然と微笑み楊広の地下宮殿に入る。楊広の猟色に動じず自身も李密と通じ、楊広の崩御後は李密の下へ逃げる。
個人的には李密といる蕭美娘より楊広と謀をめぐらす蕭美娘の方が好きだが、隋に先が無い事を読み行動するのは賢いこの女らしいなと思う。
ちなみに史実の蕭皇后は煬帝の失政を諌めている。煬帝の崩御後は竇建徳により突厥へ送られ、突厥が唐に敗れた時に長安に戻り81歳で亡くなったらしい。

地図
長安:隋の都
洛陽:煬帝の大運河の起点となる
北京:羅成が住む北平は北京の古称

史実

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▶︎その頃の日本
607年 聖徳太子が隋に送った「日出処の天子書を日没する処の天子に致す」との国書が煬帝の不興をかったと言われる。

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